人生の折り返し地点を通り過ぎて半世紀となったオヤジが年金暮らしになる頃に懐かしむ雑記録

menu

ChaiLog

低価格での拡販戦略が通用しなくなった今、格差が広がるのは必至

低価格で馴染みの深い「すき家」が大規模な店舗縮小は耳に新しいが、100円マックなどを展開していた超優良企業の大手と言われていた「マクドナルド」でさえ、低価格での集客、拡販が急激に落ち込んだことで打撃を受けた。

ここ数年で低価格路線が終焉を迎えたのは、多くの目にも明らかな現実となっている。

低価格路線の落とし穴

相場よりも安く提供することで集客は急激に伸びることは、考えなくても誰でも容易に想像がつく。低価格にするために様々な企業努力をするが、低価格という戦略は最も簡単だし同規模の同業であれば追随することは容易。

結果的に価格競争という泥沼にハマることになって、時間の経過と比例して痛手大きくなり、同業者同士が疲弊して終わる。。。という着地になるのは当然な結末。

低価格に踏み切った当事者も、マーケティングや調査、様々な検討を重ねているハズ。結末がいつになるのかは、不明だったとしても、結末が来ることはもちろん承知の上で着手しているハズである。

低価格戦略が生み出す現実

当然、低価格を選択したプロセスの中には、消費者に幅広く商品を提供するという前提で、低価格でしか集客できない層に合わせた価格設定にするしか選択肢しか無かったという経緯だったと思われるが、低価格路線により生み出される非生産的なことはたくさんあるが、以下の2つだけでも判りやすいと思う。

経費の削減

販売価格を引き下げる、または低価格の商品を生み出すのであるから、原材料費を含めて経費を削減する必要が出てくる。原材料費の削減は、仕入先への負担を強いることになるか、大量発注をする必要が出てくるが、細かくなるので言及しないが、当事者以外にも低価格によって影響は起きることは間違いない。

人件費の削減

経費で最も大きいのは人件費。ユニクロ、和民、すき家しかり、あのマクドナルドでさえ従業員の指導や教育が行き届かなくなったほどだ。

個人的には思ってはいないが、一般的にネットやメディアで言われているブラック企業として名前が上がる企業と重複しているのが判る。

正規雇用と非正規雇用

人件費の削減に伴って、正規雇用の低下と非正規雇用の増加。従業員の低収入化、モチベーションの低下、サービスの低下…消費者は安いと喜ぶが、提供している現場の人間は低所得であるが故…という点を見逃しているかもしれない。

極論ではあるけど、低価格が蔓延することで、低所得者が増加するという構図も無いとは言えない事を忘れてはならないように思っている。

低価格路線からの転換

低価格に行き詰った今としては、方向は比較的裕福な層をターゲットにする方向になるのは容易に想像できる。

最近、不動産バブルとして首都圏のアチコチで高層の高級マンションが建築されており、多くが竣工前に完売していることも珍しくないと言われているが、これらの多くは富裕層がターゲットで一般庶民(平均年収前後)は視野に入っていないことを知ってるだろうか?

そして、これらの高級マンションの購入者の30%ほどは中国、韓国などの国籍の個人法人だそうだ。

低価格よりも良質へのアプローチ

低価格路線からの路線変更は余儀なくされているのは現実で、次なる方向としては良質の商品やサービスの提供によって、見合った価格での販売となるのは明らかであろう。

低価格の商品が無くなる無いが、今までのように採算を危険に晒してまでも価格に見合わないコストは掛けず、商品やサービスの質や技術に見合った価格設定となるだろう。

となると、良質の商品を手に入れるにはそれなりの代価を支払う必要が出てくるだろうから、今までと同じ商品やサービスを手に入れられるには、今まで通りの価格相場と言う訳にはいかなくなるのは必至だろう。

所得格差は悪いことだけでは無いと思う

当然、低価格路線からの脱却をすることで、所得格差は今よりも大きくなるだろう。生活が困難になることも考えられるくらい切迫した家庭もあるだろうし、不安は大きくなるハズだけど、景気の回復には通らざる得ない道のようにも思う。

低所得者に手を差し伸べるような政策を繰り返してきたが、結果的に何も変わっていない。逆に富裕層や平均所得以上に消費を促す方が良いのかも知れない。
高いところから低い所に流れる方が自然の摂理だとも思うし。

いずれにしても、我々庶民は無駄使いを控えて来るべき時の為に貯蓄しなきゃ(^^)b


関連記事

Search

DVD/CDレンタル